三間飛車について
三間飛車は将棋で古くからある戦法のひとつです。
一言に三間飛車といっても、現代では様々なバリエーションがあります。まずは、三間飛車の種類について説明します。
■ノーマル三間飛車
こちらはの三間飛車は古くからあるタイプで、かなりオーソドックな戦法です。
ノーマル三間飛車は現代将棋(特にプロ)では、あまり指されなくなってきています。
理由は、居飛車側が穴熊に囲ってきた場合、美濃囲い vs 穴熊という戦いになり、
通常のサバキ合いになると三間飛車側が不利な戦いになりやすいためです。
ノーマル三間飛車を使う場合は、相穴熊や相振り飛車で用いるのは有力です。
■石田流三間飛車<基本図>
3手目に▲7五歩と突くのが特徴の三間飛車です。現在、三間飛車といったらこの形が一般的です。
石田流三間飛車はアマチュアに人気があり、序盤でハメ手になる変化なども含んでおり居飛車側が応答を間違えると一気に優勢になることもあります。
このことから、石田流三間飛車は将棋の初心者にとても人気の戦法です。
石田流三間飛車 序盤の変化
■石田流三間飛車<基本図>
基本図以下の手順 △8角成▲同銀△4五角打▲7六角
■石田流三間飛車<変化図1>
石田流の角道は基本的にはオープンな為、こうゆう変化になることもあります。
こちらは定跡化されている手順で、変化図2以下△4二玉▲3八銀となる手が一般的です。
ちなみに、△4二玉の手で△2七角成もありますが、先手の▲4三角成のほうがお得な手で先手有利となります。
石田流三間飛車 基本定跡1
■石田流三間飛車<図2>
基本図から、△8五歩▲4八玉△8六歩▲同歩△同飛▲7四歩と進んだ局面。
石田流に対して後手の飛車先歩交換だが、これには有名な定跡があります。
図2以下、△7四同歩なら、▲2二角成△同銀▲9五角打と王手飛車。
こうなってしまっては、後手収集不能です。石田流三間飛車に対して、居飛車が飛車先を切るのには工夫が必要である。
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- (2014/06/16)急戦早石田▲7四歩を更新しました